僕は忘れない、あの日のことを

140字では伝えられない。

大きな買い物には人生観が出る

 また二ヶ月くらい放置していました。前回阿蘇に行ったときに、ロードバイクで踏破している人を見て自分も欲しくなったみたいなことを書いていたのですが、未だ買っていません。本当は自転車買って蕩尽の躁状態のまま何か書こうと思っていて、それが為せなかったので放置することになったというわけです。言い訳やめろ。

 

まあちょっとした葛藤があってですね。スポーツサイクルってクロスバイクロードバイク・マウンテンバイクが主流にあって、ぼくの阿蘇踏破という希望からいうと買うべきなのはロードバイクにあたるわけですよね。ただ、多くのインターネット「初心者向け」謎販促ページ(?)では、初心者にオススメなのはクロスバイクロードバイク(アルミフレーム)とされているわけです。値段帯は5~10万円くらいかな。

 

なるほどと思いましたが、ここでちょっと立ち止まって考えてしまうわけです。いやぼく超薄給だしそこで一度立ち止まるよりは、いきなりロードバイク(カーボンフレーム)みたいなそれなりのもの買ったほうが総合的に見ると安く済むんじゃない? みたいな。値段はそうですねー、20万円くらいの。特に自転車のフレームって替えられないわけですから、ここでお試しセットに決して端金ではない10万円投資するより、良いものを買ったほうが良いじゃないですか。

 

それにぼくは趣味でもわりと真面目にやりたいタイプなので、そこそこに楽しめばいいじゃんみたいなのがあんまり好きじゃないんですよね。有酸素運動経験者なら誰もが考えるであろうもっと速く・もっと遠くへってきっと考えるわけです。ぼくは日に5km、月150km走ってたころ、なんかこれ二倍走れる気がすると"ふと"思い立って月300kmに増やした経験がありますし。

 

じゃあ買えばというとそういう話にはならなくて、ぼく現実には何ごともあんまり続かない性質なんですよ。飽き性なんですね。20万円+その他諸々の装備品買って本当に続くの?(こどもチャレンジ販促漫画のママみたいだ)的な不安感はどうしてもありますよね。誰か自転車乗ってる友人が近くにいるわけでもないし。ダメージ少なく済むようにしたほうがいいんじゃない的な面もやはりありますよね。

 

というところで思考が止まってしまって、まあ時間だけが過ぎたわけです。

このくらいの規模の買い物するケースってなかったので初めて気づいたのですが、こういうのってなんというか性格が出るよなあって感じがしますね。これまでにお金を費やしてきたものって人生そのものとほとんど同じなんだなあとぼんやり思いました。

 

しかし、どうしましょうかね。誰か買ってくれるのが一番なんですけど……(チラッ

ところで薄給なのに娯楽にお金使っていいのかって? 境遇を抜け出すために投資するか何かのときのために貯蓄するべきではって?

ごもっとも。

でもですね、先ほど書いたとおり、大きな買い物には人生観が出るんです。