僕は忘れない、あの日のことを

140字では伝えられない。

周回遅れの人生を往く(自転車買ったよ)

 と、いうわけで自転車を買いました。一式で30万円いかないくらいでしたね(ウェア買うと足が出そうだけど)。ちゃんと乗っていきたいところです。

阿蘇登るのを見てあれ楽しそうと思ったのがはじまりだから、目標は大観峰まで行くことということにしておきます。いや、当面は自転車慣れるのが目標ですが! ビンディングペダル怖!!!

しかし買うといってから9ヶ月くらい経ってる気がしますが、破滅的な財政状態にならないように注意したり自転車屋のあまりの入りにくさ(これはマジで入りにくいです。溢れる内輪感本当になんとかしてくれ)に躊躇したりしていたからです。気づいたらこんなに経っていました。許して。

 

で、また自分語りします(なんだこのブログ)

直接的な理由は邪悪なフォロワーに熱心な勧誘を受けたことと、はじめから少しはやってみたい気持ちがあったのと、阿蘇で自転車マンを見たの三つくらいなのですが。もう少し大きな理由として、自分の身体を十全に遊び尽くせるのはあと何年かということを意識しはじめたからというのもあります。

 

ぼくが今からどれだけ頑張って鍛えたとしても、体力的な限界値は年齢を経れば自然に衰えます。そういうことを考慮すると、あと五年くらいがリミットなのかなと。それ以降は本当に限界まで鍛えても、早くにはじめればもっとやれたんかなーみたいなことを少しは思いそうなんですよね。十全にってそういうことです。

 

で、この路線に将棋もあり、当社比で真面目に将棋の勉強してるのもそういうわけですね。あんまり真面目じゃないですけど。詰将棋くらいしかやらないし。あくまで当社比です。だって、ねえ。→え……面白くはない……私もみんなも、こんなことよくやってるなぁって思う……負けたら悔しいけど、勝っても楽しくないときもある……(以下略)(画像略)(西あすか『いつかみのれば』)

 

まあでもぼんやり思うのは、こういうのってみんな学生時代にやってるのかなあということです。学生時代にめいいっぱい活動していると、色々納得して労働に身を置くことができるのかなあと思うわけですよ。一通り遊び尽くしてね。ぼくももう同級生が結婚していく年齢ですしね。

 

でもぼくは未だ労働に自身の価値観を絶対に置きたくないし、今も色々あがいて自分の身体と頭で遊び尽くしたいと思っているわけですね。人生周回遅れだから。五年くらい遅れていますからね。こういうのあんまり自分の年齢に即した心の動きじゃないのかなーとは思っちゃったりしなくもないわけですよ。

 

そういえばちょっと前に歯列矯正のお金ためてバーバリーのコートも買おうと頑張って働いてたら実家が太い強いやつ(歯列矯正済み)が買いたいと思ってたバーバリーのコート着てて打ちのめされた、やはり人生は生まれ、世は無常みたいなtweetがバズってましたよね(本当にこんな内容だったか?)。

 

ちょっと違う話のような気もしますけど、人生先に往く人なんて見れば限りないんですよね。だからこういうのも気にしないでいいのかなあって。ぼくもいいのかなあって。だって、周回遅れの人生で良いじゃないですか。追いつかなければいけない必要性を感じません。傍からみるとみっともないのかもしれませんが!

 

だからぼくは自転車に乗るし、走るし、将棋も指します。

そしてそうありたいと思うわけでした。終わり。

 

 こういう気持ちにぴったりの本です(鬼)

エバーグリーン (双葉文庫)

エバーグリーン (双葉文庫)

 

「いやいや、もうお腹いっぱいだよ、お前の『青春の病』は」