僕は忘れない、あの日のことを

140字では伝えられない。

そうは言ってもたまには(熊本城マラソン2020完走記念)

というわけで、熊本城マラソンを走ってきました。雨激ヤバ風もクソ強で本当に命削って走ってるな……人はなぜ……って感じでしたね。

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結果はグロスタイム(号砲からの記録)3:26:54。ネットタイム(スタート地点からの記録)は同18秒でした。3.5hを切るのが目標だったので、まあそこは達成できて良かったな~と思いました。というより、初めてのマラソンだったので途中で棄権しなくて何よりでした。普段95%近い完走率が今回は83.3%だったそうで、まあ如何に狂った環境だったかがお分かりいただけると思います。

 

◆速さに引っ張られる

最初にレースの話。一応目標は3時間半という話をしていたのですが、実際のところ必要なペースである4:58/kmは正直ほぼ確実に達成できると思っていて、最初は4:40/km前後で行こうかな~と思ってました。4:37/kmが3時間15分を達成するために必要なタイムで、まあ狙えるなら狙いたい記録だと思っていました。厳しそうな気はしましたが、前目に突っ込めば確実に3時間半は切れますしね。

ただ実際は37kmくらいまで4:30~4:35/kmに記録が集中していて、かなりハイペースで刻む感じになってしまいました。前に抜けそうな人がいると追い抜きたくなる衝動を抑えられない気質なので、それで不必要に体力を使った気がします。周囲の速さにひきずられずに自分のペースを保つのは難しいな~と思いました。ぼっちは人と走らないので……

ただ走ったことのなかった35km超えてもペース保てていたので、新城直衛の「もしかしたらならば……もしかしたならば なにもかもがうまく」の画像みたいになってました。そんな甘くなかった。

 

◆とても寒い

この日はマジで雨がすごくて、あと風もすごくて、とてつもなく寒かった。熊本市中央区3時間降水量が最大18.5mmで爆笑した。最大風速は7.4m。なんだ? 苦行か? あと朝が16℃だったのが昼には10℃くらいまで下がっていたので、どんどん寒くなるのがほんと辛かったですね。こっちは濡れてるんやぞ!

 

そういえば同じくらいのペースで走る人に比べるとぼくはマジでランナーっぽくない恰好だったんですが、陸上競技者っぽい布面積が少ない服だと雨で身体に布が張り付かないのがいいなとなりましたね。あれが寒いし走りにくいんですよ。8kmくらいで走りにくくてレインコート捨てちゃったんですが、あんな雨が強くなるなら持ってりゃ良かったな~と後悔しました。

で、37~39kmくらいに4:45/kmくらいに少しペースが落ちて、まあそんなもんだよな~と思っていたら39~42は6:00/kmを超えるという走ってんのか歩いてんのかわかんない感じになってしまいました。前半の影響ですかね~。反省したい。ちょっとでも止まるとばりばり身体が冷えてどんどん走れなくなる超悪循環で死にそうになりました。沿道の人々にめっちゃ応援された。みんなありがとう。

 

◆完走!

熊本城マラソンは最後の最後にちょっと坂があるんですが、もう歩いていいかな~と思っていたら後ろから走ってきた人にファイトと声をかけられて(本当は同伴とかの何者かにかけた言葉でぼくにかけた言葉じゃなかったのかもしれませんが……)、200mくらい最後に頑張って走りました。あれは本当に助かりました。ありがとうありがとう。

記録は前述の通り。3時間20分くらいやってやりたかったのでちょっと悔いが残りますが、状況も状況でしたし、フルマラソン自体初めてだったので最低限の目標はクリアできたのでまあ赤点は回避かなという感じです。次は一度も歩かず走りたいですね。

 

◆練習について

月間走行距離は11月250km12月150km1月200kmという感じです。2月は90kmくらい。普段は10km弱走って、3か月で6回くらい30km走りました。インターバル走とか巷でやってるようなそれっぽい練習は全然していません。それっぽいって何? 素人か? 何も参考にならないな……。

膝がめちゃくちゃ痛くなったり体調を崩したりで、思ったより走れなかったなと。3か月前くらいからは月間250kmくらい走りたかったですね。股関節を柔らかくしてストライドを伸ばすのと、体幹の強化を頑張っていきたい。まあ泳いだり自転車こいだりもしますが、3時間切るまではマラソンも続けるつもりです。

 

◆後記

正直言って走るのが好きかと訊かれるとかなり怪しくて、身だしなみを整えるのと同じように無様な自分でいたくないみたいな発想の方が強いなと思っています。疲れてお風呂入るの面倒でも入るでしょう。眠くても歯を磨くだろうし。同じように寒くても眠くても運動しなければならないな、みたいに思うわけです。

まあ足が速くなってもオリンピックに出られるような人間になるわけではないですからね。これは将棋も同じで、アマチュア四段になっても五段になっても何にもなりません。せめてそういう自分でいたいというだけで。

毎日身だしなみを整えるのは生活であって努力ではないように、日常的な運動は習慣であって別に頑張ってしていることではありません。

 

公的な記録を取ることは、綺麗な歯コンクールとかそういうレベルの話にすぎないなと思います(綺麗な歯コンクールって何?)。出ても何かを得られるわけじゃないですが、こうして記録が出たら、自分が倦まず弛まずすべきことをこなしたという証にはなるのかなと。だから、これは努力ではないと思っていても、そうは言ってはたまには、お前は毎日きちんとこなすべきことをこなしたのだと認められたい。所詮そういうお話です。

第四期指す将順位戦完走記念

第四期の順位戦も無事に終わりました。結果は入れ替え戦をいれて7勝5敗。不戦勝が二つあるので指してる分の成績は五分ですね。今期は対局前に毎回お腹を下しており、そんな緊張することか? と思いつつも頑張って指していました。

ということで振り返りをしていきたいと思います。

 

指す将順位戦A級3組第1回戦 エルロイブルー-きっくー | Shogi.io(将棋アイオー)

一手損角換わり。勝ち。

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右玉しか指されないということもあり、読みやすいところはありました。55銀は考えていた順ですが、54歩で強く来た時に本当にうまくいくかは微妙だったと思います。本譜は攻めが炸裂しましたね。

 

指す将順位戦A級3組第2回戦 エルロイブルー-やっしー | Shogi.io(将棋アイオー)

角換わり。負け。

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見落としもあってお話にならない将棋といった趣だったんですが、そもそも指し手に一貫性がなくて全然ダメでしたね。24歩は明らかにやりすぎという感じで、自玉をもう少し顧みるべきでした。

 

指す将順位戦A級3組第3回戦 ナカアオ-エルロイブルー | Shogi.io(将棋アイオー)

四間飛車。負け。

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この将棋も悪くしてから手なりで指して普通に負けてるという感じで反省が必要な将棋でした。この局面とかも57歩同銀65桂68銀と固めさせているようではという感じです。

 

指す将順位戦A級3組第4回戦 エルロイブルー-辛党 | Shogi.io(将棋アイオー)

対角交換四間飛車。負け。

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同飛41角32角成同飛車24飛車と蛮族としか言いようがない指し方をしてそのまま負ける将棋で、見てる方としては面白かったかもしれません。互いの陣形を見てこうする奴はまずいないので狂っていますね。前二局が手が伸びずにごく普通に負けた感じだったので、景気よく行こうとは思っていましたが……

 

指す将順位戦A級3組第5回戦 エルロイブルー-おっさん | Shogi.io(将棋アイオー)

乱戦。勝ち。

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一歩も引かない激しい戦いになりましたが、先手玉の一瞬の堅さがうまく生きたかなという感じがします。ギリギリのところなので、指してるときは気が気じゃなかったですね。

 

指す将順位戦A級3組第6回戦 エルロイブルー-黒ぬこ | Shogi.io(将棋アイオー)

四間飛車。勝ち。

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全体的に指し手に自信がない感じで、勝てたのは結果的には運が良かったという印象です。この57銀とかは特にそうで、何を受けたいのかはっきりさせてから受けるべきだったと思います。

 

指す将順位戦A級3組第7回戦 hokuroc-エルロイブルー | Shogi.io(将棋アイオー)

角換わり。勝ち。

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一局通して結構危ない目を渡っていましたが、決めに行く段では落ち着いていたかなという感じです。再三の28歩とかは遺漏なく指せていて良かったなと。

 

八・九回戦は不戦勝です。

 

指す将順位戦A級3組第10回戦 うぇいつぅ-エルロイブルー | Shogi.io(将棋アイオー)

一手損角換わり。負け。

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お互い戦いを全く避けない棋風で、二期連続で両者とも居玉という激烈な戦いになりましたが、角桂の使い方に差が出たなあという感じです。ここも打つなら当然45でしたね……。正直15角の筋を何度は見逃していて、居玉のときは角の効きをちゃんと確認しようねと思いました。

 

指す将順位戦A級3組第11回戦 エルロイブルー-すうせい | Shogi.io(将棋アイオー)

四間飛車。勝ち。

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今見るとポンポン桂を指せたことで満足してしまってないかと思います。特に終盤のフラフラぶりが本当に凄い。この局面も角打つ奴いないだろ……という印象です。結果は僥倖です。

 

指す将順位戦A2-A3入れ替え戦 燕軍団-エルロイブルー | Shogi.io(将棋アイオー)

角換わり。負け。

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前のめりに指して自爆する負けパターンでしたね。駒を渡すだけ渡して22玉と手を戻すのは愚かとしか言いようがなくて、我慢すべきところで我慢できなかったのは大きな反省点です。これは完全に負けだな、という局面から粘ったのは褒められるところかなとは思います。

 

といったところ。

今期も角換わりと対振り飛車だらけになって、もう少し作戦にバリエーションが欲しいというか、これほどシステム化された戦型でも序盤適当なので序盤の勉強をしようねという感じです。

最近は時間をちゃんと使うことを意識して指していて、ぱっと指して最悪手みたいなのはあまりなかったのが良かったなと思います。まあ考えて悪手を指してるのは本当にいっぱいあったのですが、そちらは実力なので仕方がない。最終局の消費時間は自分が40分で相手が30分ですから、とてもよく頑張ったなと自分を褒めてあげたい。はじめて参加したときは同じくらい時間使ったら間違いなく途中で何も考えられなくなっていたので、思考の体力がついたなあと。

いつも対局相手の棋譜を見てからどういう方針でいくのか決めていたのですが、今期はそちらの方がおざなりだったのは反省点です。何指すのかわからないで指してるのでは野良で指すのと基本的に変わりません。作戦がハマるかどうかではなく、考えること自体が財産ですからね。私は定跡の本基本的に読まないし(やれ)

 

全体としてはやや不戦が多かった印象ですが、前期と比較していないのでただの印象論かもしれません。まあ見た感じでは大きな不満なく滞りもなく進行していて、対局予告・結果も進化(指す将システム凄いな)していて非常に快適?なリーグだったと思います。運営お疲れさまでした。

 

来期はやっぱりはっきりとは決めていないのですが、特別何かなければ不参加になると思います。参加するからには対局相手の研究も将棋も真面目にやりたいところですが、今期はちょっと色々とお粗末なところもあったので、良くないなと。いや全局コメント付きで棋譜を残してこうしてブログも書いてる私は、極めて真面目な参加者では? と自賛したくなる気持ちはたまに発生しなくもないのですが!!!(前期も言ってる)

表現の結晶 感情の奔流◆花譜 不可解 感想

皆さん見ました!!!???

ぼくはライブビューイングで見たんですけど!

花譜ちゃんのライブヤバすぎじゃなかったですか ? 映画じゃんあんなの。ズルだよ。

エンドロールでellroyandblueって表記みたときに泣いたよね。

そんなわけで感想です。アーカイブはないのでどこに向けた文章なのか書いててわからなくなってきたんですが、備忘録なのでセーフです。

あと二時間花譜に曝露し続けたため感情に押し流されて記憶が飛んでいるところもありますが、ご了承ください。(備忘録とは?)

 

 

最初に簡単に説明しておくと、花譜は現在15歳のバーチャルシンガーです。親の意向とか種々の事情で顔を出せない女の子が、歌うためにバーチャル受肉していると理解していただければ大丈夫。GReeeeNとかClariSとかそういうアレです。花譜の場合はバーチャル化しているわけです。

 

花譜は声質がとても特徴的で、それが魅力と言われていて(聞いたほうが早いぞ)(花譜 - YouTube)、まあ実際にそれはそうなのですが、ぼくが一番の魅力だと思うところはやはり表現力です。言葉に感情を乗せる能力が異常なほど強くて、感傷マゾ如きなら一撃で殺せる能力があります。


花譜 #21 「過去を喰らう」-予告編-【オリジナルMV】

これは歌詞を音読してるわけなんですが、語りにこれだけ情感あるのはちょっと凄いと思いません? 感情を強烈に込めるのは花譜の大きな魅力です。

 

一方で普通に話すととてもあどけないのがもうひとつの特徴で、歌うと格好良いのに話すとめちゃくちゃかわいい。これもライブにおいて重要な要素です。でした。


花譜 #18 「花學」

これは高校入学後の動画(※花譜はリアルの姿を出せない高校生がVR化した存在なので、多くのVのものと違って我々と同じ時間軸で成長する)です。勉強で笑っちゃうのが学生っぽくてたいへん良い。

 

さて不可解ですが、最初に歌がばーんとくるかと思ったら詩の朗読から入るんですよ。

で、詩の最後に

バーチャルとリアルの繋ぎ目から いまここにいるよ ここにいる いるよ

ときて、そこからいきなり『糸』に入るんですね。ここにいるよ、の力強さでもう死んでいるわけです。完璧な導入でしたね。


花譜 #06 「糸」 【オリジナルMV】

 

『糸』が終わるとちょっと挨拶してすぐ『忘れてしまえ』→『雛鳥』→『心臓と絡繰』と既存のオリジナル曲が連続してきて、超ハイペースでびっくりしましたね。ライブまでに公開されていたオリジナル曲、7曲ですからね。半数歌っちゃうのは驚きました。いや、盛り上がりましたが……。あと『心臓と絡繰』に入るときに現地からこれだよこれぇ! って叫び声が聞こえてきて笑いました。劇場も笑いで包まれました。なんだったんだろうなあいつ。

 

そういえば結局、ペースを落とさずに2時間で20曲近く歌ったんですよね。情報の過多でオタクは容易に死ぬ弱い生き物であることを考慮してほしい。

 

それから新曲が二曲。『エリカ』と『未確認少女進行形』。このあたりで気づき始めたんですが透過スクリーンに歌詞を映して歌詞が浮いている感じがとても良い。『エリカ』は書き文字演出でめちゃ芸術的でした。

『未確認少女進行形』は歌詞にハローハローってところがあるんですが、そこで花譜ちゃが手を振るのがもうありえないくらいかわいかった。歌うとき動き少ない系かと思ったら意外と踊るんだな……となりました。一瞬場内にぱっとライトが灯るのが印象的でしたね。曲もかわいかったから一刻も早くもう一度見たい。どちゃクソかわいい(はず)MVも見てみたい。

 

次にカバー曲、リーガルリリー『うつくしいひと』、崎山蒼志『五月雨』、大森靖子『死神』です。この辺MCがこれまためちゃくちゃかわいいんですよね。「リーガルリリーの沼にはまった」「15歳、五月雨作ったの13歳と聞いて人生何週目なんだろうと思った」とか。「このお三方は……お三方?」とか。話しなれてない感じでもうとにかく愛らしいんですよ。ギャップがありすぎる。娘にほしい。

あとこれは花譜からはちょっと離れたところですが、『五月雨』のギターがめちょ格好良かったです。

 

『死神』は超強烈で、本当に泣きそうになりました。


大森靖子「死神」Music Video

原曲聞いたほうが早いんですが、サビ以外語りっぽいんですね。この語りのような曲に花譜の歌い方がマッチしてて、本当に感情が爆発していました。15歳でこの歌にあれだけの感情をこめられるのは異常。花譜ちゃも人生三週くらいしてないか。もう一度聞かせてくれ……頼む……

 

前々からそうなんですが、ぼくは音楽詳しくないし花譜とは年齢もだいぶ違うから花譜がカバーする「わたしがすきなうた」はほとんど知らないんですが、全部聞けるんですよね。いわゆるうたってみた、だいたい知ってる歌をどんな風に歌うんかなと思ってちょっと聞くくらいなものなんですが、花譜は全部聞いちゃうんですよ。自分のものにしているという感じがするからかな。花譜はガチなんです(?)

 

その次は『祭壇』と『魔女』。この二つはバーチャルユーチューバーという文化に向けた曲といった感じで、曲が始まる前のMCで自分はこの文化がなかったらデビューしていなかったから、みんなに捧げたい旨のことを言っていてとても尊かったです。あと『祭壇』から『魔女』の繋ぎ方がえげつなく格好良かったですね。

 

そのあとは『quiz』『夜が降り止む前に』なんですが、この辺記憶が飛んでますね。『夜が降り止む前』には大沼パセリRemixで花譜ちゃんがめっちゃノリノリで踊っていて愛おしすぎた記憶があります。あと最後にボウ・アンド・スクレープっぽい仕草で締めるのがかわいかった。

お前花譜がかわいいことしか覚えてなくないか? と我ながら思いましたがわりと事実なので仕方ないですね。

 

この次はトークで「ロックな曲です」と言うからてっきり『過去を喰らう』だと思ったんですが、新曲『夜行バスにて』の奇襲を受けて圧倒されました。新曲多すぎない??? ってなりました。曲はこの曲本当にロック? ロックなのか?? と思ってたらサビでドンときてとても良かったです。

『夜行バスにて』が終わった後、バンドメンバーの紹介がはじまって、一人ずつ紹介されるたびに答える代わりに楽器を演奏するんですが、紹介されるたびに音が一つずつ増えていって、四人全員が演奏を始めたところで『過去を喰らう』のイントロにつながるという! 全体に曲の繋ぎが完璧すぎる……

あと過去を喰らうは最後に花譜ちゃんがくるくる回るのなんだったの。かわいさで殺す気か?

 

で、アンコール……は当然準備されていて(公開するといってた新衣装出てなかったしね)、何か歌から入るかなと思ったんですが、ボイスドラマ「御伽噺」から。最初はレスポンスしたり騒いでいたオタクくんちゃんたちがどんどん静かになっていって、そこから東京ゲゲゲイ『神様』に繋がるんですが、ここはもう完全に観客静まり返っていて、曲が終わってから拍手するだけでした。場の支配力がすごい。

 

フリートークをはさんでカンザキイオリ『命に嫌われている』。ここ、重厚に進行するところだと思うんですが、トークはやっぱりかわいかったですね。「君って語彙力ないんだね」と御伽噺で言っておきながら、花譜ちゃがカンザキイオリさんを賞賛する言葉が「すごい」と「神」の二つだけだったの面白すぎました。カンザキイオリ限界オタクじゃん。

しかしやはり歌に入ると雰囲気が一変して、本当にすごい。何度も驚かされますね。最後の「生きろ」というフレーズが少し掠れた声とあいまってとても切実な感じで感動しました。

 

 

そしてついに新衣装のお披露目。見たいですよね? の反応にちょっと気圧されていた花譜ちゃんはやはりかわいすぎた。オタクたち圧が強いもんね……高校生には怖いよね……ごめんな……

らぷらす(フードのさかな)に食べられて衣装が変わるというのは『過去を喰らう』のMVでもやってるんですが、何度見ても良いですね。


花譜 #22 「過去を喰らう」 【オリジナルMV】

スクリーンがたぶん三つあって、背景・花譜ちゃ・歌詞を映す透過スクリーンという構成で、これをうまく活用しているなと思いました。

衣装はねー、かわいいです。動くとかわいくなる。花譜ちゃんが大げさ……ってちょっと照れてるの良かったですね。はい。

 

そして今回のライブテーマでもある新曲『不可解』。語りがあるのが『死神』にも通じていて、やはりここの感情のこめ方がすごい。花譜がフードをかぶっているときはいつ脱ぐかが重要なところで、今か今かと待ち構えていたら本当に最後の最後でカタルシスが凄かったですね。


花譜 #03

フードについてはたとえばこれです。

 

最後は『そして花になる』。

集大成でほかの曲のメロディや歌詞がふっと織り込まれているのが良い。それから、サビの「あなたが知らなくたってどうでもよかった でもあなたがいるから私は私になれる」って歌詞が素晴らしいですね。「普通の人」である女の子は「花譜」でなくても歌うことに変わりはないんだけど、みんなが観測するからその女の子は「花譜」になるのだと。このライブに相応しい曲だったんじゃないでしょうか。

 

そしてまるで映画のようなエンドロール。100人を超えるスタッフ、4000人以上の出資者が一人の女の子をステージに上げるために動いていたのだなあと感慨深く思いました。そしてそこに自分の名前があるから超感動しますね!

 

歌唱の圧倒的な格好良さ、ポエトリーリーディングの泣きたくなるほど切実な感じ。垢抜けた演出、ライブ全体で一つの映像作品かのような完成された構成。一方でそれらとはまるで反対の花譜自身の溢れんばかりの愛嬌。一見すると相反する要素が組み合わされているようでいて、しかしそれ全部が花譜という存在を作り上げている。色々な要素を見事に組み上げて、一面的でない、複雑で不確かな存在を表現させたこのライブ・作品はまさに不可解なのだな、と。

 

でも色々な花譜(ちゃん)をこれでもかとぶつけられて感情の奔流でオタクは殺されましたね。死です。

 

きょうからあしたのせかいをかえるよ

とはライブの概要欄の一文。変わる世界をこれからも観ていきたいなと思いました。おわり。

 

 

花と心臓

花と心臓

 
夜が降り止む前に

夜が降り止む前に

 

Booth神椿レコード - BOOTHにて1stアルバム「観測」も発売です! よろしくおねがいします!!

 

無限回廊の終わり(岡山旅行:二日目午後~三日目)

というわけで岡山市へ。

岡山駅から岡山城へ行く途中に禁酒会館という1920年ごろにできた建物があります。不景気の中で飲酒に走る人が増えたことを憂いた禁酒活動家が作ったらしい。世知辛い話だ……。一階はカフェに改装されていました。

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で、岡山城なんですが撮ってないですね。宇喜多家が築城したお城ですが、関が原の戦い以後小早川秀秋、没後は岡山藩・池田家と城主が何度も変わっているのが面白いお城です。戦災で焼失して今のものは1966年に再建されたそうです。再建城だし……写真は……まあ……ええか……

そういえば、不明門という門があってちょっと字面が面白いなと思いました。基本的に開門することがなかったために「あかずのもん」と言われていたそう。「ふめいもん」じゃなくて残念。

 

その後後楽園に行きました。岡山藩主が造った庭園です。(雑な紹介だ)

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(これ夏に来る場所だな……)

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渋いといえば渋い。

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ちょっと面白かったのは庭園内に田んぼと茶畑があるんですよ。それから城主が家臣の乗馬の腕を確かめるための道と庵とかもあって、庭園のわりに実用的というかなんというか。写真は田んぼですが、これは昔はもっと広かったらしい。今も作っているそうです。すごい話だな。

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その後駅に戻って電車に乗って吉備津神社へ。伊部で時間を使いすぎた、というか良い感じの電車に乗れなかったためもう真っ暗でした。いやまあ5時過ぎくらいなんだけど。冬は日が短い。

吉備津神社桃太郎伝説のモデルになったといわれる鬼退治の逸話が伝わる神社で、とても長い回廊が有名です。ここは普段18時閉門なんですが、お正月は21時まで開門しているということで、セーフでした。良かった。

拝殿へ続く階段。雰囲気ある。

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何度目かの初詣をした後回廊を見ました。

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……怖い! 夜の稲荷大社的な恐怖を感じます。昼はたくさんいたであろう人も夜はほとんどいないのでめちゃくちゃ怖かったですね。RPGだと特定アイテムがないと先に進んでも永遠に同じ道が続くやつじゃんとか言ってました。幸いちゃんと言って帰ることができましたが。お正月しか夜に入れないので、ある意味で運が良かったとは言えそうです。

というわけで永遠に続く回廊を抜けて帰りました。といったところで二日目は終わり。

 

三日目は船に乗って直島へ。直島は瀬戸内海に浮かぶ、ベネッセコーポレーションがアート活動を展開している島です。岡山の宇野港からは20分くらいで着くので体感一瞬で着きます。なお香川県です。

島は大きくわけて船の着く宮浦港、現代美術が展示されたベネッセゾーン、古い町並みを残す本村(ほんむら)の三つのエリアがあります。三つまわって15kmくらい。全部歩きました。レンタサイクルもあるんですが、気づきませんでした。アップダウンがすごく多いのでそれはそれで大変そうではあります。

これは本村周辺。

 

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これは完全に余談なんですが、この辺は家の数に比べて本当にありえないくらい自販機が多くて、こんないらんやろ……ってなりました。なんであんなにたくさんあったのか本当に謎です。

 

ベネッセゾーン(命名は私)には現代芸術のオブジェが屋外にもたくさんあります。これは猫。たぶん猫。

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その後地中美術館に行きました。

ベネッセゾーンにはベネッセミュージアム、李禹煥美術館、地中美術館の三つがあります。建設はすべて安藤忠雄の設計によるもの。

ほかは外観を見るだけに留めたんですが、安藤特有のコンクリート打ちっぱなし建設と「建物と自然の調和」という建設テーマのためにだんだんトーチカ/バンカーに見えてきてちょっと面白かったですね。

 

地中美術館は名のとおり地下三階建ての美術館で、一部開口部がある以外は基本的に地中に埋まっている美術館です。ちなみに場内は撮影禁止。飲食も禁止です。厳しい。

徹底して余分な情報を廃した美術館といった趣で、真っ白な部屋にモネの『睡蓮』が飾られた部屋や、馬鹿でかい花崗岩の球体と三角・四角・五角柱の彫刻が配置された神殿のような空間『タイム/タイムレス/ノー・タイム』といった作品があります。多くの作品があるわけではなく、そう広くもないんですが、例によってコンクリート打ちっぱなしで似たような景色が続くのでちょっと迷います。館内マップないしわざとなんでしょうねって話をしました。

オタクは幾何学模様が好きだし何もない真っ白な空間も大好きなのでたいへん良かったですね。こういった作品は地下にありながら基本的に自然光で鑑賞するように作られていて、時間によって姿が変わるというのが作品の特徴だそう。なるほど。長い時間いて欲しいなら水を飲むのくらいオッケーにしてくれ。(美術館内にカフェはあります)(怖い商売では?)

 

といったところで岡山駅に戻って旅行は終わり。備中松山城とか、山のほうにいけなかったのと大山名人記念館にいけなかったのはちょっと残念。でもまあ車を運転するには死の覚悟がいるから仕方ないね。(練習しろ)

"岡山のパワースポット"(岡山旅行:一日目~二日目朝)

ブログ90日更新なし広告芸人と化したエルロイブルーですが、1月3日~5日にかけて岡山を旅行していました。西日本豪雨復興割の適用期限が1月8日(消印有効)でギリセーフだったんですよ。これを見たお前たちはもう間に合わない。残念だったな。

 

日程は初日倉敷、二日目は備前焼が盛んな伊部に行って午後に岡山市内を見て回り、三日目は瀬戸内海に浮かぶ直島という島へという感じです。(ただし直島は正確には香川県にあります)

というわけで感想を書いていきましょう。

 

岡山で同行者と合流し倉敷へ。倉敷美観地区に行きました。ここは江戸時代、天領で物資の集積地として栄えていて、その町並みを現在も維持・保存しているそうです。いわゆる「観光地」で多くのお店が立ち並んでいますが、普通の住居もあります。

 

わりと自由に商売しているためか観光地的統一感があまりなくてそれはそれで面白かったですね。画像はよくわからない露天商。いっぱいいるわけでもなく、等間隔に並ぶ謎の人々でした。

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昨今名を轟かせたあの学校法人の美術館もあります。卒業生の作品を展示していたりするらしい。残念ながらお正月休み中。大原美術館のすぐ近くにあります。

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アイビースクエア。元々代官所があったあたりに、明治時代紡績所ができて、その紡績所の倉庫にあたる建物……なんですかね。今はホテルに改修されています。観光名所のわりにほーんって感じで一瞬しか見てないです。(失礼)

写真を見ると結構良いですよね。ほーんって感じだったんですけど(失礼)

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とまあそんな感じです。その後美観地区内にある大原美術館に行きました。日本最初の西洋美術を中心にした私立美術館だそうです。もっとも有名な作品はエル・グレコの『受胎告知』ですが、もっともボリュームがあるのは印象派の絵画。(作品を収集した時期がそういう時だったため)印象派~現代美術と進んでいくので、カメラの誕生以降絵画は何を目指すのか的変遷っぽくて良いですね。あと同行者がありえないくらい芸術に詳しくて楽しかった。

ほかに工芸・東洋館、現代美術を収めた分館があります。

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微妙に時間が空いたので商店街をぶらぶらしてからホテルに行きました。倉敷市児島というところはジーンズの聖地と言われているそうで、美観地区内にも商店街内にもデニムのお店がたくさんあります。展示を見てると結構お洒落だなと思うものもあったのですが、旅行に行って服を買うほどの服キチではないのでした。

あと、倉敷・将棋といえば大山名人の出身地。美観地区から少し行ったところに大山康晴記念館があるらしいのですが、ときは三が日。お休みでした。残念。

 

で、晩御飯を食べに行ったのですが。ときは三が日。お休みでした。どこもやってない! 無! 色々さまよった挙句もういちど美観地区に戻って晩御飯を食べました。(倉敷市、岡山第二の都市だと思っていたのですが、駅からちょっと行くともうめちゃくちゃ暗くなって、えぇ……ってなりました。シティボーイなので)

でも夜の美観地区は昼と打って変わって人も少なくてそれはそれで趣があったのでよしとします。

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といったところで一日目は終了。

二日目は朝、伊部へ行きました。備前焼はもともと伊部焼と称されていたくらい、中心となって焼き物が行われていた場所です。備前焼は須恵器を原型としていて、釉薬をまったく使わないのが特徴です。土と焼く環境(温度)によってのみ色合いが変わるそう。赤い物が有名ですが、黒や青に発色しているものもあります。

伊部の象徴はこの煙突。そこかしこにあります。

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駅からすぐのところに備前焼のお店がたくさん並んでいます。謎のガチャ要素もあります。(美観地区でも見ました)(謎)

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さらにもう少し歩くと天津神社という神社があります。こうして備前焼がたくさんある神社なんですが……

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これです。伊部のパワースポットじゃあないんだよ。なんかこういう看板が大量にあってすべて吹き飛びました。

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駅の二階に備前焼のギャラリー兼売店があり、ここでは作者ごとに焼き物が展示されています。そこで同行者がこの人の作品をもっと見てみたいんだけどと伺ったところ、じゃあ窯元に行ってみれば? とのことだったので、こうした散策ののち窯元のところへ行きました。正月から結構すごい話な気がしますが、これはごく自然なことだそうです。焼き物にもコミュニケーション力が求められる時代なんやな……(それは前からそうでは?)

 

ただ窯元は寝ていたらしく(朝11時です)、最初に対応してもらったのは窯元の母親でした。展示室に入れてもらって、母親がそうなら窯元は若いんだなーと思いつつ作品を見て待っていたら来ました。あごひげを蓄えた30代くらいの男の人。展示室内に新聞の切抜きがあって、東京芸大卒と書いてあったので君キャラ立ちすぎじゃない??? となりました。昼まで寝てるあごひげ蓄えたお兄さん、いかにも東京芸大! じゃん。(本当か?)(東京芸大生観察したことなし)

 

ただ焼き物にもコミュニケーション力が求められる時代なので(時代ではない)非常にサービス精神旺盛な方でした。窯を見せてもらった上に駅まで送ってもらいました。東京芸大! みたいな見た目なのにな。関係ないか。

 

駅に行く前に連れて行ってもらったのが南大窯跡。室町~江戸時代に使われていた窯の跡地で、へこんでいるところはずーっとトンネル状の窯だったそうです。江戸時代くらいまではこの共同窯で備前焼を作っていたそうです。ただ、備前焼釉薬を使わない分、焼き方がとても重要で、どこで焼くかが重要になるために、後々作者が個別に窯を持つに至ったそう。

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周辺は大量の破片が散乱していて、迫力があります。光が反射しているのはすべて破片。掘っても破片だらけだそうです。すごい。破損品などを捨てた跡だそうですね。まるで陶器の墓場です。

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そんな感じで買い物をしておしまいです。値段はー……実用にあたって意匠を整えて数を買おうと思うなら結構なものだと思います(婉曲)

ということで岡山市に戻ってのこりはまた次で。

第三期指す将順位戦完走記念

この広告は、90日以上更新していないブログに表示しています。(うるせー! 自分が放置したと思わない限りは放置ブログではないからな!!!)

 

というわけで(?)三期も無事に不戦敗なく終えられたので、対局の振り返りと感想の方を……Kiftwiに棋譜を貼ろうと思っていたんですが、なんか使えなくなっていたのでShogi.ioに変えました。これはこれで良いですね。携帯でも見れるのが良い。

 

今期は不戦勝1、先手1、後手9というとてつもない偏り方で、なかなか泣けましたね……結果は6-5。指してる分の星は五分でした。

 

 

指す将順位戦A級3組第1回戦 あさねぼう‐エルロイブルー

中飛車。負け。

ポイントはここで、55銀65銀46飛の攻めは大丈夫と思って33角として潰されるんだから、はっきり申し上げて馬鹿としか言いようがありません。受けの見込みが甘くてあっさり潰されるのは再三する負け方で、成長がないですね。

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指す将順位戦A級3組第2回戦 ゴッゴル‐エルロイブルー

中飛車。勝ち。

序盤で作戦負けしたのをぐちゃぐちゃやって逆転したのですが、勝ち方がひどい。

47桂成52飛成は42歩でなんともないのだから、どう見ても47桂成で勝つ将棋です。(そういえば前期も二回戦は酷い勝ち方をしたな)

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指す将順位戦A級3組第3回戦 エルロイブルー‐棚橋

三間飛車。負け。今期唯一の先手番でした。

作戦勝ちしそうなところを見落としで台無しにした将棋です。終盤76銀という派手な手もあったのですが、ぼくが一番印象に残っているのはこの手です。同香は99飛車が必殺で、厳しい攻めでありながら自玉を安全する決め手です。正直全く見えていなくて、最後の着地の上手さに強さを感じました。

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指す将順位戦A級3組第4回戦 ぽてと‐エルロイブルー

対向かい飛車。負け。

今期A3屈指の強豪……ですが、相手の強さより自分の弱さが出ちゃいましたね。

飛車浮きは流石の一手でとても困ったんですが、65銀と打てば苦しいながらも簡単に決まる感じじゃなかったですね。本譜54金56飛45銀54飛同銀53金という進行は切られにいっているみたいなものです。65銀は飛車先に打つ手ですごく抵抗があるんですが、楽して負けようとしてはいけませんでした。今期一番反省が必要な対局です。

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指す将順位戦A級3組第5回戦 ツッキー‐エルロイブルー

角換わり。勝ち。

定跡がわからない……となった将棋です。45桂44銀24歩同歩23歩34飛の進行はなんとかなるんじゃないかと思って31玉と指してどうにもなってなかったので、序盤の知識も受けのセンスもなさすぎましたね。結果は僥倖という感じ。

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指す将順位戦A級3組第6回戦 うぇいつぅ‐エルロイブルー

角換わり。負け。

流行の単騎45桂跳ねの攻めをやってみろとして実際にやられて潰されるというかなり間抜けな負け方をした将棋です。最大のポイントはここで、相手の攻めを切らして勝つ将棋に踏み込んで、中途半端に攻め合おうとして潰されるというひどいことをしました。受けるときは受けるというのは当たり前で、この対局も反省が必要な一局ですね。

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指す将順位戦A級3組第7回戦 ミナギ‐エルロイブルー

角換わり。負け。

やや無理気味の攻めを通されてボコボコにされるというまあよくある負け方です。ポイントはここで、同飛は飛車を取りにこられる順があって、それが嫌で同角としたんですが、そこからどんどん損を重ねてダメにしました。

ヘボ将棋 玉より飛車を かわいがり

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指す将順位戦A級3組第8回戦 太一‐エルロイブルー

横歩取り。勝ち。

ポイントはここです(!)

何がポイントかというと、ぼくは横歩取りまず指さないんですね。先手で受ける可能性はあっても後手で指すことはまずありません。にも関わらず降級がかかりそう一局で先後問わず即死トラップが大量に存在する横歩取りに誘導するという……自分らしい適当さが出ましたね……

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指す将順位戦A級3組第9回戦 黒ぬこ‐エルロイブルー

四間飛車? ないし力戦。勝ち。

事前の想定通りの順に進んで、上手く指せた将棋です。ここから22銀33歩というのは前もって考えていたことで、ピンポイント対策が上手くいきましたね。ただ黒ぬこさんのTwitterを見た感じ、この日は平常心で指すのが難しい状態だったのではと思っています。万全のときにまた指しましょう。

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第10回戦は不戦勝です。

 

指す将順位戦A級3組第11回戦 ぐらしおん-エルロイブルー

一手損角換わり。勝ち。

果敢に攻めて勝つ、ぼくとしては一番満足のいく将棋でした。精査するとかなり怪しい攻め方しているんですが。たとえばここで銀ぶつける前に95歩を入れないとか。あと、最後の5手詰みを発見するのに2分近く考えるというものすごくアレなこともありましたね。9回戦から11回戦の間に24初段になってるのにな……恥ずかしいな……

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という感じ。

今期も不戦敗なく完走できたのは良かったです。(対局消化はかなり遅かったですが)

角換わりと対振り飛車ばっかりになってしまいました。ぼくが色々変えるべきなんですかね。変なことやると横歩取りのアレみたいになって全然ダメなんですが……

 

さて、今期問題になったのが適正レートの問題ですね。A級3組でも正直何名かちょっと入る組間違えてるんじゃないかなと思いました。ぼくとしては、強い人指せればそれで良いので強い人がリーグに入ってくれるのは(ぼくと当たるなら)むしろ大歓迎なんですが、リーグ戦として勝ち負けに一喜一憂したい、リーグ荒らし消えろという人もいるだろうし、ぼくみたいなタイプでもあんまり実力差があると勉強にもならねえよという話もあるとは思います。

 

まあでも、アマチュアの人が短期間でめちゃくちゃ強くなるのもよくあることですし、正直あんまり気にしても仕方ないのでは? と思わなくもありません。(リーグ戦としてどうなんだという気持ちもわかりますが)

そういえばぼくも前期の申し込みの段階から今までの一年半くらいで24のレートはだいたい300ちょっと上がりました。短期間でめちゃくちゃというわけではないでけど、まだまだ強くなれそうです。

 

だからあんまり勝ち負けにこだわらず、相手を見て事前に準備をして序盤の勉強をして、という使い方の方が良いのかなあと思います。モチベーションの道具として。あと何回も同じ相手と指すとそれはそれで楽しいですよね。ぼくは野良マッチより楽しいし好きです。まあそういう気持ちで参加できたら良いのかなと。(急激に伸びた方はともかく新規の参加者は適正なリーグに入るのがベストですけれど)

 

ということで最終的には前期と全く同じ感想になって、ちゃんと「仲良く真面目に」指せば意味があるしやらないなら半年間は長いし辛いんじゃないの? ということです。というわけで、また半年頑張るかは改めて考えます。

全部の棋譜取ってコメントつけて、果たして何人みるかもわからないのにえらいなあぼくは!!!!(自画自賛

 

そういえば24運営の神の雷とソフト指しの話もありましたね。こっちはまあ如何ともし難いのだと思いますが……

 

 

周回遅れの人生を往く(自転車買ったよ)

 と、いうわけで自転車を買いました。一式で30万円いかないくらいでしたね(ウェア買うと足が出そうだけど)。ちゃんと乗っていきたいところです。

阿蘇登るのを見てあれ楽しそうと思ったのがはじまりだから、目標は大観峰まで行くことということにしておきます。いや、当面は自転車慣れるのが目標ですが! ビンディングペダル怖!!!

しかし買うといってから9ヶ月くらい経ってる気がしますが、破滅的な財政状態にならないように注意したり自転車屋のあまりの入りにくさ(これはマジで入りにくいです。溢れる内輪感本当になんとかしてくれ)に躊躇したりしていたからです。気づいたらこんなに経っていました。許して。

 

で、また自分語りします(なんだこのブログ)

直接的な理由は邪悪なフォロワーに熱心な勧誘を受けたことと、はじめから少しはやってみたい気持ちがあったのと、阿蘇で自転車マンを見たの三つくらいなのですが。もう少し大きな理由として、自分の身体を十全に遊び尽くせるのはあと何年かということを意識しはじめたからというのもあります。

 

ぼくが今からどれだけ頑張って鍛えたとしても、体力的な限界値は年齢を経れば自然に衰えます。そういうことを考慮すると、あと五年くらいがリミットなのかなと。それ以降は本当に限界まで鍛えても、早くにはじめればもっとやれたんかなーみたいなことを少しは思いそうなんですよね。十全にってそういうことです。

 

で、この路線に将棋もあり、当社比で真面目に将棋の勉強してるのもそういうわけですね。あんまり真面目じゃないですけど。詰将棋くらいしかやらないし。あくまで当社比です。だって、ねえ。→え……面白くはない……私もみんなも、こんなことよくやってるなぁって思う……負けたら悔しいけど、勝っても楽しくないときもある……(以下略)(画像略)(西あすか『いつかみのれば』)

 

まあでもぼんやり思うのは、こういうのってみんな学生時代にやってるのかなあということです。学生時代にめいいっぱい活動していると、色々納得して労働に身を置くことができるのかなあと思うわけですよ。一通り遊び尽くしてね。ぼくももう同級生が結婚していく年齢ですしね。

 

でもぼくは未だ労働に自身の価値観を絶対に置きたくないし、今も色々あがいて自分の身体と頭で遊び尽くしたいと思っているわけですね。人生周回遅れだから。五年くらい遅れていますからね。こういうのあんまり自分の年齢に即した心の動きじゃないのかなーとは思っちゃったりしなくもないわけですよ。

 

そういえばちょっと前に歯列矯正のお金ためてバーバリーのコートも買おうと頑張って働いてたら実家が太い強いやつ(歯列矯正済み)が買いたいと思ってたバーバリーのコート着てて打ちのめされた、やはり人生は生まれ、世は無常みたいなtweetがバズってましたよね(本当にこんな内容だったか?)。

 

ちょっと違う話のような気もしますけど、人生先に往く人なんて見れば限りないんですよね。だからこういうのも気にしないでいいのかなあって。ぼくもいいのかなあって。だって、周回遅れの人生で良いじゃないですか。追いつかなければいけない必要性を感じません。傍からみるとみっともないのかもしれませんが!

 

だからぼくは自転車に乗るし、走るし、将棋も指します。

そしてそうありたいと思うわけでした。終わり。

 

 こういう気持ちにぴったりの本です(鬼)

エバーグリーン (双葉文庫)

エバーグリーン (双葉文庫)

 

「いやいや、もうお腹いっぱいだよ、お前の『青春の病』は」